帽子のお仕事を一ヶ月ほどお休みし、二月末から三月初めまで一週間ほどバンコク、アユタヤに行って来ました。聞いていたとおりツアーのガイドからホテルでもレストランでもも微笑み満開。朝の挨拶や感謝の言葉がとても気持ちの良い旅行でした。タイでは既に日中の温度が35度近くになりそして湿気もあるので、未だ肌寒い東京から急にこの気候に慣れるのには一週間では難しかったですね。二月、三月は比較的天候が安定しているタイ。私たちの滞在中もほとんど晴れの良い天候に恵まれました。お天気も良かったので、街にでて観光やショッピングをするのは、もっぱら公共の交通機関と徒歩です。タクシーはあまりにも道が混んでいるのでなかなか進まないうえにまず当てに出来ないので、近年完成した電車がすごくクリーンだし速くて便利でした。電車の中で地元の学生やOLの人たちをウオッチングするのも楽しみのひとつです。
さて、タイ料理といえば辛いものばかりを想像してしまいがちですが、甘いものやすっぱいもの、フルーツ味のものと、実はすごくバラエティに富んでいて毎日が感動でした。短い滞在期間でしたが毎日タイ料理を食べていても飽きません。ズワイガニのカレーなんて思い出しただけでもよだれが出てきそうです。そういえばニューヨークに住んでいたときにもタイ料理のレストランや簡単なテイクアウトのお店によく足を運びました。ニューヨークではほとんど全世界のエスニック料理を味わうことができますが、もちろんタイ料理のレストランもたくさんあり、高級なところからテイクアウトまで値段や演出の差もさまざまです。レストランでは竹やトロピカルなタイ風のインテリアで装飾してあり、ウェイトレスもタイ人だったりと、一歩中に入ればちょっとした旅行気分に。味に関していえば、本場タイのものに比べると少しマイルドに仕上げてあり、アメリカナイズされた味になっているような気がします。どの国籍の料理にもいえるのでしょうが本国の味と輸入された味には違いがあるのは当然かもしれません。それに食事を頂く環境自体も違うからでしょう。暑い国にいると必然的に辛いものが食べたくなります。冬が長く、厳しいところは塩分が多くまた味も濃いと聞きました。人間の体と環境の関係って不思議ですね。
世界遺産のあるアユタヤには、バンコクから遊覧船にのって約三時間。タイは今でも昔ながらの水上交通が発達しています。水上交通産業に携わっている人が多いことから橋がかけられるところでもあえてボートにするという徹底さです。水の文化が発達しているところは私のお気に入りの場所が多くあります。もちろんニューヨークもそうです!ベニスもそうだし、イスタンブールもボスポラス海峡をいろんなボートや船が行き来します。水のあるところは旅情たっぷりです。
船から下りるとアユタヤ文明が一番栄えたときの遺跡がひっきりなしに現れてきます。こんなに大きな仏像を見たのは久しぶりです。仏像の表情はその時代時代によって違い、穏やかなものから険しい表情のものまでさまざま。多くの仏像は頭がかけておりそれは泥棒!?の仕業だとの事。それもほとんどはヨーロッパとかアメリカにインテリアとして持ち帰られたと聞きました。悲しいですね。
私は比較的旅行をよくしているほうだと思いますが、いつもどこか違うところに行くたびに世界は広いなと痛感します。所違えば風習も挨拶も価値観も変わります。でも微笑みと挨拶は人を近づけてくれるなとタイの多くの微笑みに学びました。写真で少しだけタイを感じてくださいね。 |