そして決勝トーナメント。初戦は、明らかに格下のチームであった。試合の中盤まではこちらが圧倒的にリードしていた。大勢の応援に来てくれた人たちの声援にも助けられ、押せ押せムード一色だった。
しかし、それまで決まっていなかった、相手の3Pが決まりだした。それまで、あった得点差が一気に縮まった。審判にスコアを聞くと、 18対18 。自分の中では、18対14くらいだろうと思っていたのが、なんと同点。しかも、3P
シュートを決められれば終わりである。
相手がタイムアウト。相手の作戦は3P 狙いであろう。これに対してうちの作戦は、1点狙い。そのかわり3P に対するディフェンスを強化しようということで、意見が一致した3Pのギャンブル狙いよりも、確実に1点を決めようということだった。そのかわりディフェンスはタイトにするという作戦。
さぁ、相手のボールから試合再開。なんとか3P を打たせないように、ディフェンスをした。ナイス・ディフェンスで、相手がシュートを外す。そしてマイボール。
作戦通りに、1点を狙う攻め。これが決まり、19対18。みんな盛り上がっている。
気づくと、観客がたくさんいた。それもそのはず、今大会の参加で、 日本人はいうまでもなく、アジア人のチームとしての参加は我々だけであった 。みんな興味津々でみていた。我々の友達・家族だけでなく、みんなが固唾をのんでいた試合であった。
そして、相手ボール。これをおさえれば勝てる。さぁ、ディフェンスを・・。と皆が気合を引き締めているところで、相手がいきなりシュート3P
を打った。しかも、すごく離れたところから。そんな離れたところから打つのか?というような感じ。そして、それが見事に決まってしまった。そこで、試合終了。
唖然 。
試合に出ている選手、応援に来てくれた友達や家族、一同皆がっくり。まさか、まさかの敗退。
3P の威力に負けた。
優勝するつもりでいただけに、がっくり感が大きかった。私は、この大会のために、すべてのことを二の次に考えていた。この大会で優勝することだけを考えていただけに、この負け方は悔しかった。
3on 3には5on 5とは違った、戦い方が必要なのであった。
「また来年がるさ」という前向きな気持ちになれないのは、年齢だけの問題ではないのであろう。
2006年の夏のひとつの出来事であった。 |