おもしろい例がある。
遊びとかで、自由にシュートを打っているときがあるでしょ。ボールが1個しかなくて、3人くらい、みんな知らないもの同士でシュートを打っているようなとき。日本だったら、シュートを入れたら、誰かにボールを渡してあげるのが普通。決まりごとではないけれど、「私はいれましたから次の方どうぞ」的な考えでボールを渡す。
しかし、 NY では、シュートを入れたらずっと打ち続ける 。落とすまでずっと打ち続けることができる。次のやつが打てるのは、落としたシュートボールをとった者である。
日本では、3人でやっているなら絶対ボールはまわってくるけど、ここNY では、誰かがシュートを落として、さらにそのボールをとらなければ自分でシュートを打つことができないのである。
ずるいやつなんかは、あまりにシュートが決まりすぎているやつがいると、わざと変なパスをしてタイミングをずらしたりするやついる。
私も、最初のころはこのシステムには慣れなかった。「ボールは1個しかないのだから、みんなで仲良く打とうよ」と思っていた。が、ここでは、 「シュートを入れたものがシュートを打てる」という図式 がある。
これって、 日米のバスケットの違い でしょう。こういう小さなことでも闘争心が必要とされている。遊びのシューティングでこのシステムなんだから、これが「バスケットボール」という大きなものになったら、闘争心がどれだけ大きくなっているのであろうか。
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