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やったろうじゃん的バスケット事情 〜NY編〜
としゆき・こいずみ
毎月25日更新
2006/06/10 UPDATED
第25話 『PLAY-OFF 準決勝』

4月11日(火)

相手は、予想通りの DREAM TEAM “ A” 。このチームとやるのは今日で3回目だ。1回目のときは最後まで試合ができなかった。このリーグのルール上、残りの試合時間が3分で、50点差がついたら試合終了になってしまうというものがあったのだ。いわゆる「コールドゲーム」 っていうやつ。

その次の2回目は相手のチームの主要メンバーがいなくて戦ったが、それでも負けてしまった。

今回は3回目である。

試合のレポートの前に、まずは、日曜日からの練習に戻る。

■5面のクリスクロスの練習■

4月9日。先週の練習とはうってかわって練習の流れが悪い。人数も7人。なにをやっても裏目にでてしまった。

たとえば、練習の最初の段階である、5面(クリスクロス)ができなくなっていた。先週はできていたのに、今日はできていない。いや、実は先週もできていなかったかもしれない。それをうまい感じでこなしていただけかもしれない。

本来なら次の練習に進みたいのだが、これを見逃すわけにはいかない。

もう1回確認である

俺は、もうじれったかった 。次の試合のための対策を早く練習したかったのだ。前の晩から考えている練習メニューでは、5面はアップだけである。ここで、20分も使った。ただでさえ、開始時間が遅れたのに、また時間が延びた。今日の練習では、今までだましだましにやってきたことが浮き彫りになってでてきた感じがした。

じれったいと思う気持ちに拍車をかけたのが、一般人がどんどん来たのだ。自称ホームコートは公共の公園。なので、自分達だけの練習で、オールコートは使えない。一般の人が来たら、コートをあけなければならない。

そこで、その人たちとオールコート5対5をやった。しかし、練習でやったことは試合でできず、シュートも入らないので、チームの士気はあがらなかった。

そうすると焦る気持ちがこみ上げてくる。時間だけが過ぎていく。先週とは全く逆の雰囲気で練習が終わった。

■公園での練習中、他の利用者と5対5のゲームに■

さて、そんな状況のあとの試合当日である。その気持ちを全く引きずっていなかったとはいえない。監督としては言ってはいけないが、正直言うと、多少なりとも、不安はあった。自分がそんな気持ちではメンバーにわかってしまうと思い、一生懸命士気をあげようとした。

しかし、不安な気持ちが試合に出た。 監督としてや、メンバーに影響するのではなくて、俺のPLAYに影響したのだ。

■今日の私のPLAYは空回り■

今まで2回あたっているので、相手のことは私を含めてみんなは承知である。はっきりいって、レベルが違う。平気で、ダンクをたたきつけてくるし、俺たちは、もてあそばれているだけである。身長、スピード、瞬発力、パワー。どれをとっても相手チームのほうが優れている。

しかし、ほんの一つ勝てる勝因があった。それは、3Pを決め続けることである。

相手が、シュートを決めても2点。ダンクのような派手なPALYをしても2点。これに対して3Pシュートを決めていけばいい試合ができるのである。

これを、試合前に何度も確認した。

試合が始まった。みんなのシュートが決まる。2点だけでなく、3Pシュートも決まっている。

前半残り6分で12点差ついていたが、これは、前回、前々回に比べると大健闘である。

しかし、一人だけリズムを壊している選手 がいた。

私である。

今までの試合でのシュート確率はよかったが、この試合は全くダメ。しかもいいところでボールがまわってくるのだが、シュートを決めれない。

空回りしているのである。

練習からの不安と、自分への使命感期待感監督としてみている私自身の起用

ここが、選手兼監督の難しいところ。コートの外から客観的に見ているのではなく、コートの中で指示をしていることの難しさ。

よく、シュートは水物というが、その言葉が自分には適用されないと思っているがゆえのプレッシャー。

全然シュートが入らない。 これが、チームの得点をはばかっているだけではなく、チームの士気が上がりきれていない原因になっていたことも確か。

しまいには、チームメイトからのナイスパスでもらったノーマークシュートも落としてしまった。

全くダメである。

交代して、ベンチに戻るが気持ちは落ち着かない。コートに戻っても、またベンチに戻る。こんなことばかりをしている状態ではないのに、ただ時間だけが無常にも過ぎていく。

このまま試合が流れる。12点だった得点差も15点、20点、30点とひろがっていく。

メンバーは健闘しているが、ここで試合終了。97対65で負けてしまった

■ダンクを余裕でやられる■

練習の雰囲気の大切さと、自分のコンディションの悪いときのチームの采配の仕方を学んだ試合だった。

これで、YMCAリーグは終了である。準決勝で負けてしまったが、前回の試合の完成度が素晴らしかったので、YMCAに参加して得たものは大きかった。

我々のチームは、少しづつではあるが、成長している。それをじれったいと思うときがある。なんで、もっと早く成長しないのかと思うことが多くある。そういう焦りとともにチームを育てていかなければならない現実を受け止めなければいけないのであろう。

次のリーグはどういうことを学べるのであろう?

応援して下さった皆さんありがとうございます。励ましのメールをたくさんいただき感謝しています。

これからも Super Soul Sonics の応援、よろしくお願いします。
■YMCAのリーグは4位で終わった■
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