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後半、最初に決めたのは、相手。28対23となる。我々の目標である、「前半・後半ともに最初にゴールを決める」という決まりごとが守られていない。そして、もう1本入れられる。2連続で決められた。これで、30対23。後半始まってわずか3分で、7点差までに広がった。
ここから、今度はオフェンスが機能しなくなった。誰も、シュートを打たなくなったのである。みんな、萎縮してしまっている。「おれが打って入らなかったら・・・」という気持ちがありありと出ている。
さらに、リバウンドが取れていないので、「シュートを外すこと=相手にボールがわたる」という図式が出来上がっているのだ。
こういうときはどうする?
もうボールを追うしかないのである。そう「ボールへの執着心」である。
そうすると、足がでるようになる。疲れているけど、まだ走れるのである。
試合の流れが変わってきた。我々も細かいパスから得点に結び付けている。後半残り18分15秒で、32対31まで追いついた。1点差である。
ここから正念場である。このまま勢いに乗って逆転したいところ。
しかし、相手もあきらめない。カットインからシュートを決める。それを外しても、いいところでリバウンドをとり、そのまま得点を入れる。
41対31。10点差もついてしまった。しかし残り14分23秒。まだまだある。お互い疲れているのは、一緒。我々はPLAY−OFF出場がかかっている。負けられない。でも、気持ちだけでは前に進まない。足を動かして、声を出して、練習したことに自信を持ってPLAYするだけである。
ここで、バスケットでは珍しいことが起こった。2分、3分と時間が過ぎていく。両者、無得点のままである。無得点の時間がこんなに長いのは!勝利の女神が、どちらにしようかな?と、迷っているようである。4分、5分と過ぎる。お互い、無得点のままである。
得点を先に決めたほうがこの試合に勝つような気までしてきた。
緊張
ドクン ドクン ドクン
心臓の音が聞こえてくるようである。
約9分を過ぎたところ、やっと得点が入った。 我が、「Super Soul
Sonics」に得点が入ったのである。
41対33。あと8点。残り4分15秒。
ここからがスタートである。
PLAY−OFF出場を手にしてやる!メンバーの心にはそんな気持ちがあっただろう。
次号に続く。 |