6月12日にリーグが終わった。PLAY−OFF1回戦目で敗退してしまった。試合は後半の中盤まで、持ちこたえたが、最後は、相手の得意パターンであった速攻でやられた。
この試合は、どちらも真剣であった。当たり前だ。負けたら後がないからである。こちらも本気、相手も本気。しかし、本気の形が違う。彼らは、態度にだすのである。しゃべるのである。いわゆる「TRASH TALK」というやつだ。
「Trash Talk」とは、試合中に、相手を挑発するために、わざと、挑戦的なことを相手にいうのだ。たまに、うるさいくらいの奴がいて、試合中ずっとしゃべりかけてくる奴もいる。みんなに聞こええるようにでかい声でいうやつもいれば、わざとひそひそ声で言うやつもいる。この試合でも、私についたディフェンスが、「TRASH TALK」をしてきた。
私がボールを持つと、
「(You) can’t do anything while I’m
on you」(俺がディフェンスしているあいだは、何も出来ないぜ)
とか、
「(You’re)gonna pass the ball, right? I know you don’t know how
to shoot!!」(パスするんだろ?どうせシュートできないんだからな)。
こういったTALKを、お互いPLAY中に言っているのだ。すごかったのが、俺がドリブルをしていたときに、後ろから追いかけてきて、
「Get that shit (ball), yo!! That’s mine.」(よこせ!俺のだぞ!)
とボールをカットしにきようとしてきた。
彼らは、しゃべることが自分のPLAYスタイルなのだ。最初にニューヨークに来たときには、それがイヤだった。なんで黙ってPLAYできないんだろうと思っていた。日本ではTRASH TALKなんて習わないし、私の経験では試合中でもほとんどありえなかった。だから、それに慣れるのに時間がかかった。
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