aozorany.com
お問い合わせ先 NY日系コミュニティガイド
やったろうじゃん的バスケット事情 〜NY編〜
としゆき・こいずみ
毎月25日更新
2005/07/10 UPDATED
第4話 『TRASH TALK』

6月12日にリーグが終わった。PLAY−OFF1回戦目で敗退してしまった。試合は後半の中盤まで、持ちこたえたが、最後は、相手の得意パターンであった速攻でやられた。

この試合は、どちらも真剣であった。当たり前だ。負けたら後がないからである。こちらも本気、相手も本気。しかし、本気の形が違う。彼らは、態度にだすのである。しゃべるのである。いわゆる「TRASH TALK」というやつだ。

「Trash Talk」とは、試合中に、相手を挑発するために、わざと、挑戦的なことを相手にいうのだ。たまに、うるさいくらいの奴がいて、試合中ずっとしゃべりかけてくる奴もいる。みんなに聞こええるようにでかい声でいうやつもいれば、わざとひそひそ声で言うやつもいる。この試合でも、私についたディフェンスが、「TRASH TALK」をしてきた。

私がボールを持つと、

「(You) can’t do anything while I’m on you」(俺がディフェンスしているあいだは、何も出来ないぜ)

とか、

「(You’re)gonna pass the ball, right? I know you don’t know how to shoot!!」(パスするんだろ?どうせシュートできないんだからな)。

こういったTALKを、お互いPLAY中に言っているのだ。すごかったのが、俺がドリブルをしていたときに、後ろから追いかけてきて、

「Get that shit (ball), yo!! That’s mine.」(よこせ!俺のだぞ!)

とボールをカットしにきようとしてきた。

彼らは、しゃべることが自分のPLAYスタイルなのだ。最初にニューヨークに来たときには、それがイヤだった。なんで黙ってPLAYできないんだろうと思っていた。日本ではTRASH TALKなんて習わないし、私の経験では試合中でもほとんどありえなかった。だから、それに慣れるのに時間がかかった。

■Trash Talk で挑発するが・・・■

しかし、慣れというものはすごいことで、今となっては、それを楽しむようになってきた。なので、こういう相手には同じことをやってやればいいのだ。

だから、彼にボールを持ったときが私の番だ。

まずは、ボールを受け取らせる。そこで、

「Hey, don’t forget I just LET you get the ball. You know what? ‘Cause I know you’ll return the ball to your teammate right away.」(わざと、ボールをとらしてあげたんだよ。どうせ、パスするんだからな)

そしたら、向こうものってくる。

「Oh, yeah? then (I’ll) show you how to play one on one.」(ふんっ。じゃぁ、俺の一対一を見せてやるよ)

ふっと、彼のの顔を見るともう生き生きしてやがる。楽しんでバスケをしているのがわかる。勝ちへの執念とともに、単純にバスケを楽しんでいるのだ。なんかこっちも嬉しくなってくる。しかし、一対一である。こっちも、得点されないように必死でディフェンスする。

しかし、一対一で決められてしまった。彼のような相手には、うかつにTRASH TALKをしないほうがいいのだ。ただ、無視してればそれでよかったのに、相手を挑発するつもりが、挑発されていたのだ。これって、「相手のペースでバスケをしてる」っていう悪い例なんです。

■ゴール下の争いは格闘技そのもの■

もっと悪い例が、Trash Talkから、喧嘩になってしまうことなんです。エキサイトしすぎて、口喧嘩になり、ついには、殴り合いにもなったりする。もちろん、そうなったら退場。

審判はこういった選手同士のTALKは注意しない。殴ったりしなければ、なにを言ってもいいのだ。ただし、審判にひどいことを言うと、テクニカル・ファールか、場合によっては、退場。さらには、リーグから永久追放なんてこともある。〜審判は強いのだ。〜

試合中ではそういった、観客からは見えないことがたくさんあるのです。こういったことは練習では鍛えられない、実践で経験するしかないのです。

そういった意味では、我々が負けてしまった試合から、「チームの課題点が浮き彫りになった」という具体的なことから、「精神的に相手に負けない」等のことまで、学べたのではないでしょうか。

■これが「Super Soul Sonics ver.2」のメンバーです■

 

////////////////////////////////////////////

さて、今は週に一度は練習をしている。ミッドタウンにある一般の公園のコートを勝手に「ホームコート」にしてしまっています(早い者勝ちなので使用しているだけ)。我々の目標に少しづつ近づくために、地道な練習をしていますが、我々にも限度があります。それは、人数的な問題です。少人数だと、練習がかぎぎられるのです。

そこで、我が、「Super Soul Sonics ver.2」は練習試合の相手を募集しています。もしくは、一緒に練習を手伝ってくれる方を募集しています。練習を手伝うというのは、練習の後半におこなう3対3や4対4に混じってPLAYしてもらいたいのです。

興味のある方は連絡下さい。

景色もいいので、いい気分展開になりますよ。

■次の大会に向けてホームコートで練習中■
■ナルトのカットイン■
■NYならではの国連をバックに■
としゆき・こいずみプロフィール
BACK NUMBER:
2008/07/25
一番嫌いなチームはボストンセルティックス?
2008/06/25
JFB〜NYのバスケ好きが集まる・老若男女参加型バスケ〜
2008/05/25
ニューヨーク・ニックス 新監督就任
2008/04/25
日本人もできるバスケット〜DUKE大学から学んじゃおう〜
2008/02/25
日本人女子バスケットボールチーム・MINERVA(ミネルバ)
2008/01/25
実はまだ続く。TRY OUTの意外な結果
2007/12/25
TRY OUT再び
2007/11/25
上手くなりたいなら・・・
2007/10/25
たった1つのPLAYが歴史に残る
2007/09/25
マイケル・ジョーダン、ゾーンに入る
2007/08/25
あなたのジャッジにはお金がからんでいますか?
2007/07/25
おやじリーグ -TRY OUTの結果-
2007/05/25
おやじリーグ
2007/04/25
女子カレッジ・バスケの影響力
2007/03/25
誰がMVP?
2007/02/25
何才までバスケットやりますか?
2007/01/25
潜入!カレッジ・バスケットボール
バックナンバー一覧
「Super Soul Sonics」のHP
*このコラムに関するご意見・ご感想、 としゆき・こいずみさんへのメッセージなどをお待ちしております。こちらのフォームをご利用ください。
HOME NY STORY やったろうじゃん的バスケット事情 〜NY編〜 by としゆき・こいずみ
Copyright © Heliopolis Systems Inc. All rights reserved.