今年のお父さんのハロウィンキャラは、エルビス・プレスリーで、道行く人々に「サンキュー・ベリマッチ」と声をかけては気持ち悪がられていました。息子は「パワーレンジャー・オーバードライブのブルー・レンジャー」つまり「ボウケン・ブルー」でしたが、今年もアメリカ製の、筋肉がムキムキ付いているコスチュームでした。どうもお面がうまくフィットしないので、なぜかサングラスをかけて、いいことにしていました。ほかには、ベルトの位置が高すぎるとのことで、低い位置に縫い直しました。どうにもならなかったのが、レンジャーの持つ銃・サバイバスターで、着色の雑さにお兄ちゃんは文句たらたら。そして今年もまた、私と娘の分までは手が回らなかったです。そのブルー?レンジャー、人気があって、確認できただけでも5人いました。昨年は学校のパレードの先頭役だった私たちは、図らずも今年は一番後ろになりました。なってみるとなんだか心地よい位置でした。パレードが終わってからも、アパートの下にあるコーヒー・スタンドに着いてワインをもらうまで、お父さんはひるむことなく「サンキュー・ベリマッチ」と言ってました。
ハロウィンあたりから冬の間、誕生日や祝日や行事が目白押しで、なんだか毎年忙しくなるのは知っているのに、またうっかりなんの計画も立てないでしまいました。お父さんの誕生日はせっかくの日曜日だし、家族で楽しく過ごさねばと力むほど、当日のことで、何もいい考えが浮かばず、全て空回りし、子供が泣き出して止まらず、疲れに疲れて嫌ーなムードで終わりましたしね、今年も。
息子の5歳の誕生日パーティーも、会場を決めたのはぎりぎりで、それも当日レストランのオーナーにキャンセルされそうになったのを、ややけんか腰でもぎ取っての開催でした。イタリア人対イタリア系2世の口論は、さぞ声が大きかったろうとおもいます。それでも、メンバーからしてどんなにワイルドになるだろう、ファイトクラブになるんじゃないかと、想像しては震えていたパーティーも、そんなことはなく無事終わり、帰り際に店を出てから、子供たちの風船がその日の突風にあおられて絡まり、ほどくなんて言葉は手持ちの辞書に書いてない子供たちが、無理にひっぱりあっていた光景は、かわいいおまけでした。
ワイルドなパーティーには呼べないが、会っとかないとな、というファミリーがいて、ブルックリンからわざわざ来てくれました。子供たちはそれぞれ同い年で、仲良く遊んでいてくれて、よかったです。ただ、お母さんがものすごーく疲れていて、もともと精神不安定気味だったのが、増強しており、腫れ物にさわるようではあったのですが、だんだん気の毒になってきたり、自分が不安定だと思って嫌な気分になってただけに、自分のが取るに足らないと思えてきました。そういえば、私だっていつか、ちょっとした壁やらなにやらで、どばどば泣いていたではないですか。ホルモンとストレスが反応したということでしょう。しかし、客観的にこうして見れるようになれたのは、ありがたいことです。腫れ物だとは思ったのですが、こちらも忙しくランチの仕度などしてたこともあり、あまり余裕がなく、言葉が足りなかったり、はたまた余計だったりしたかもしれません。一時、彼女が仁王立ちで動かなくなってしまいました。今度は外へ出る支度をしなければいけなかったため、私もまた慌ただしくしており、仁王立ちに向ける神経が間に合わず、結果、そのことを忘れました。その後、しばらくして彼女ががんばって収めてくれたようでしたが、多分、しばらくは音信不通。それか、抗議のメールが届くかですね。わたし、眠くて彼女のこと、間違えて踏んだんでしょうか。そんなとこですよね。あー、なむなむ。
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