3月は微妙な月で、暖かくなったと思うと雪が降る。親はともかく、子供たちは元気です。鼻唄まじりで兄は絵を描き、妹も鼻唄か、鼻息か、そんな音を立てながら、こちらは
コンセントめがけてまっしぐらです。 マイペースな速度でなんでも口に入れてしまう様を、お父さんは「重力でもあるみたいで、引き離しても、またすーっと口に入っていく」と言います。
この冬は、みっちり、家族全員が風邪ひいてました。きつかったー。息子の遊び相手を家に呼べないことがきつかった。兄が学校に行って、それから公園で私が下の子を抱えながら「今日もさむっ」とか言っていたわけですから、そんなもん、仕方ありません。なおり始めてはひいてを繰り返すうち、とうとう公園で毎年一番先に咲く黄色い花が咲きました。子供は滝のようにハナをたらしながらもぐったりするわけでもなく、どちらかというと親がふたりとも相当やられていて、いろんなお茶や錠剤を飲みながら持ちこたえ、今年ほど春を待ちわびた年はありませんでした。
夜中に下の子が起きておっぱいを欲しがると、くせになってやたらに起きないようにするために、おっぱいはあげたくなかったのですが、風邪ひき中は水分不足を恐れてあげていました。そのせいか、まあよく起きること。しまいには兄と妹で起こしあって夜が明けた日もありました。
順調に行ってた離乳食も、はなっ風邪のために足踏みでやんす。とは言うものの、もうすぐ10ヶ月の娘はよく食べてくれて、どっしりと重くなり、小柄の私がこの子を抱っこしているのを写真だけ見た人は、赤ん坊がまだ10ヶ月と聞いて一様に引くそうです。
家で作業するのに、よく娘をおんぶをしていますが、そろそろ限界です。大きくなったために影響力が強すぎる。ばたばたやられたら、こんな鶏ガラみたいな母の体は、よく揺れる船に乗ってるみたいにおっとっとーおっとっとーって揺れるんです。昨日兄の体をこ狭い風呂場で洗ってたら、背中の妹が後ろの壁を一蹴り。あっぶっナーイ! おんぶとは逆に、体の前に子供をくつけておくのも同じく、もう厳しいです。どっちにくっつけても背中や腰に来ますからね。よくこっちでは大きなお母さんにこれまたちーーーちゃな赤ちゃんが貼り付いてるようにしているのを見かけますが、そんなときは、羨ましいです、体格が。
先月、お兄ちゃんの殺し文句に動揺していた私ですが、また来ました。「もう少しで涙がこぼれおちそうだったよ。お母さんが、バラよりも、雪よりも美しくて。」これを夕飯時に英語で、目をまぶしそうにしばたかせて言うのでした。「なんじゃそりゃ。」 |