aozora NY
aozora
お問い合わせ先
フカフカまんじゅうキック
『雪でわーいわーい』
2006/02/20 UP

 先日は雪積もりましたねー。NYで雪といえば、結晶がひとつづつ舞っているのですが、今度のは少し湿っていて、3、4メートル積もる私の田舎に近い雪の降りをしていました。田舎のボタン雪のほうがやはり大きいことは確かなのですが、建物の外に一歩でたときの、あの除雪されてない道路を、歩行者の足だけで踏み分けられた狭ーい道は、どこか懐かしかったです。
  お父さんと息子はKマートへそりを買いに出たのですが売り切れだったので、お父さんが必死に考えた末、うちにあったプラスチックの箱に洗濯ものを干すのに使うひもを巻いて、さて、間に合うかどうか。子供は大喜びで、その狭ーい歩道を簡易そりをひきずって、長い人々の列も引き連れて、公園へとすすんでいくのでした。
  消雪パイプなどあるわけもないNYですから、水気のない道路。車もろくに通ってないわけで、わりと楽に公園にたどり着くと、人や犬がたくさん出ていました。日曜日でしたしね、ノルディック・スキーで通る女の人まで出ていたのには驚きましたが、たしかにうってつけの天候です。そりに乗ったり、雪だるま作ったり、雪合戦したり、ただ転げまわったり、とても楽しそうなその様子はお祭り気分といった感があり、ここで甘酒の屋台なんか出ちゃってたら、いやいや、うまいぞー、といったところでしょう。
  簡易そりのひもが続けざまに取れてしまうので、息子は雪上にくずおれて号泣をしていましたが、なんとか結び目に工夫して立ち直り、彼は相変わらず引っ張っておりました。せっかくお父さんが乗せて引っ張ってやるというのに、箱に雪を積んではただ引っ張る彼。雪の深い場所を見つけては、犬ぞりのように前に進もうとするのを見て、改めて犬の子供くらい子供にエネルギーがあることを知らされました。家の平和のためには毎日犬ほど運動させないといかんのか。

  ピタゴラスイッチは親子で好きな番組で、ボールなどが転がっていくあの装置を私たちは「ピタゴラスイッチ」と呼んで、ダンボールの箱を切ってつなげて「とい」を作ってはボールを転がして悪天候の日中をしのいでいます。
  「雪おろしの時にはピタゴラスイッチを使って雪を川に落とす」という話に始まり、息子の好きな食べ物の話題、「そうめん流し」をすると、ボールを転がすのを取って食べろと言う。それはいつしか「だんご転がし」になり、「チョコレート工場」になり、翌日のお昼は「じゃあ回転寿司ね」ということになった。
  心配したとおり、ベルトコンベアーから皿を取ることに集中していて食べようとしない子供の口になんとか入れるようにしたのはよかったですが、わったっしっも食べたかったなー、マグロの日だったし。ででででもににに妊婦は、ここでは、生の魚は食べないようにと言われておるのじゃ。刺身も寿司もだだだ大好物でやんす。しかたない。「願掛けみたいなもんで」と自分に言い聞かせています。でも、もう行くもんか。次はお父さんと二人で行って来てくれ。
 
  5ヶ月になると、おなかも大きめになって、おなかに大きな魚を1匹飼ってるような、胎児の動きもよく感じます。へそもめくれにめくれてもうめくれなくなって、飛び出てきました。息子はもともと甘えたくなるとおっぱいを、とくに先端をいじるくせがあり、私の気がおかしくなりそうなので根気よく注意してたら、今度はわたしの唇を荒れるほどいじくりまわし、さらに今回飛び出たへそを見つけて、それをいじり出したのはまた、皆さん想像してみてほしい。おへそに誰かが指を突っ込んで引っ張り出してる感じ。「うえーっ!」。先日はそのへそをじっと見て、「ベイビーのお尻出てきた」と言ってチューしていました。そう言われればそうも見える。

 公園で会うお母さんの中には「うちも二人目考えてるんです」という人ももちろんいて、今日ばったりあったその人は、「でもねー、かずはさんとこはルイジくんおとなしいタイプで、しかも夜8時に寝るでしょー、うちなんか昨日は朝の2時に寝てるの。もう大変さがちがう、ちがう。」朝2時はたしかにきついだろうな。でもなー、子育てに、きついきつくないの差なんてあるだろうか。どこかが飛び出てればどこかが引っ込んでるみたいで、押しなべて見て、どこのおうちもどたばたやっていて目の下にクマを作ってることもたびたびで、そういう労苦を知っているからこそ似たような年頃の子を持つ人とは、とくに子供が小さいうちなどは無言でもわかりあえるところがあるんじゃなかろうか。なんちゃって。



Kazuha Profile
BACK NUMBER:
2008/07/20 里帰りしない夏(1)
2008/06/20 すずめのフカまん
2008/05/20 僕のお母さんは母の日に尻を打ちました
2008/04/20 春のアラーム
2008/03/20 柴犬は、吠えてよかったと思った
2008/02/20 マイ、ベイビー
2008/01/20 シャキーン!とアンパーン!
2007/12/20 冬で、ござんす、ひゅるるんるん
2007/11/20 サンキュー・ベリマッチ
2007/10/20 なんで蚊なんだ
2007/09/20 メロンパンナのぐーぐーぐー
2007/07/20 急ぐべし、卒乳
2007/06/20 無事ならいいの
2007/05/20 五月寒っ
2007/04/20 寒くても、四月
2007/03/20 トンプキンスで一番早く咲く花
2007/02/20 寒し2月
2007/01/20 今日のボウケンシルバー明日のアトム
2006/12/20 スプーン奪取
2006/11/20 シュガーハイ
2006/10/20 里帰り’06
2006/08/20 熱波を越えて
2006/07/20 生後6週間
2006/06/20 生まれました
2006/05/20 ボケの咲く皐月
2006/04/20 桜はおわり
2006/03/20 目覚めのわけ
2006/02/20 雪でわーいわーい
2006/01/20 あっちいってちょんちょんこっちいってちょん
2005/12/20 寒いけど平和
2005/12/05 妊娠3か月
2005/11/20 怒ったら、どうするの?
2005/11/05 そうかうちのもサルか
バックナンバー一覧
NYCキッズ・イベント

トンプキンス・スクエア・パークの近く、2歳の女の子と猫とピアノのあるおうちで、その都度ひとりに限って、お子さんを預かってくれるお母さんがいるのでお知らせです。
レートは1時間10ドルで、日時についてはご相談くださいとのことです。 ミュージシャンなので、音楽も教えてもらえますよ!
cell; 1-917-541-2115
e-mail; yayomekure@hotmail.com
やよいさん迄

追伸:
やよいさんが1月より子供のための音楽教室を始めます。詳細はこちらをクリック

 
大口一葉さんへのご意見、ご感想、ご質問は、こちらのフォームをご利用ください。
HOME NY STORY フカフカまんじゅうキック by 大口一葉
Copyright © Heliopolis Systems Inc. All rights reserved.