アストリアに住んでいると、とりわけ望んでいるわけでもないのに
自然とギリシア通になってしまうのは避けられない事のようで
実際にギリシア出身の人々と話す機会に恵まれた際に
自分の中で知らず知らずのうちに増殖していたギリシア知識に
驚く事も度々あります。
先日出掛けたグリーク食料品で、
ギリシア風アイス・コーヒー「フラッペ」を作るハンディ・マシンを
数種類発見したので、「どれが1番使い勝手がよいか」と尋ねたところ
「フラッペが好きなのか?」「どこの国の出身だ?」と質問攻めにあい、
アストリアに長い事住んでいるので、ギリシアの食に関しては
多少知識がある。と答えたところ、
間髪入れずにギリシアの食に関するクエスチョンが次々と投げかけられ。
「世界ふしぎ発見」の回答者だったら、次々とひとし君人形を獲得して
パーフェクトを達成していただろう自分でもびっくりな解答ぶりに
店員のおじいちゃん、悔しくなったのか質問内容を食から言語に変更。
「ギリシア語でありがとうは"エフカリスト"ですが、どういたしましては
なんと言うでしょうか?」
うーんと答えにつまった私にようやく
でかした!といった満面の笑みを浮かべて
「答えられたらこれを持ってっていいよ。」と
カウンターの上に私の好物、ハルミ・チーズをすっと差し出すおじいちゃん。
完全に答えられないと踏んでの行動に窮地に追いつめられ
1本取られました、と素直に負けを認めたところ、
「どういたしましてはパラカローだよ、パ・ラ・カ・ロー。」
世界ふしぎ発見が転じて、NHKギリシア語講座に。 |