カフェやレストラン紹介もそれはそれで楽しいのだけど、
時にはアストリアの歴史に触れる事で
街散策により楽しみが加わるのでは。という思いから
今回はアストリアを横断する1本のストリートにまつわる歴史を。
アストリアの東側に位置する大通り、スタインウェイ・ストリート。
楽器、特にピアノに詳しい方ならピンと来るだろうこの名前。
実は有名ピアノメーカー「スタインウェイ&サンズ」から由来するストリート。
元はマンハッタンのVarickストリートでキャビネット工房を営んでいた
ヘンリ−・エンゲルハード・スタインウェイが息子と一緒にピアノ製作を
始めた事がきっかけ。
その完璧なフォルムかつ、美しい音色を放つピアノに世界中から注文が殺到。
手狭になったマンハッタンの工房を離れ、アストリアに工場を構える事に。
しかしながら、裕福になったスタインウェイ・ファミリーが行なったのは
ピアノ製作のみならず、1870年当時、まだ未開の土地だったアストリアに
図書館、教会、学校、路面電車などを設立し、小さな街を築く事。
それから既に135年もの月日が経過してしまったので
スタインウェイ一家が建造した建物のほとんどが消失してしまったけど
その当時、ストリートの全てにスタインウェイ一家の名前を付けていたらしい…
という文献を辿ってその辺りをぐるぐる歩いてみると
表向きは数字表記のストリートでありながら
アパートに埋め込まれた石造りのプレートには
「WINTHROP/ALBERT」と、スタインウェイ家族の一員の名前が。
またがらっと近代的にその姿を変えている工場も
スタインウェイ・ストリートの最北に現存。
ホームページでは「ファクトリーツアー」と銘打って
ピアノの製作過程が写真付きで紹介されているので、興味がある方は是非。
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■Steinway & Sons.
1 Steinway Place,
Long Island City, NY
718-721-2600
www.steinway.com |
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