aozorany.com
お問い合わせ先 NY日系コミュニティガイド
ニューヨーク=マンハッタンというイメージだけを抱えて ニューヨークへやってきた1人として、
ひょんな事から住 み着く事になったアストリアの雰囲気に、
住めば住む程ト リコになる一方。
毎月1日・15日更新
  マンハッタンから約15分という場所にありながら
"ふらりと出掛けたい時に遠出=マンハッタンに出るのは面倒!"
とばかりにアストリアという独自のコミュニティを築き、
この場所を愛し、ここでの生活を楽しむ人々。
  そんな都会の手前で一歩とどまるゆるみっぱなしの空気を
是非みなさんにお届けできれば。
2005/02/01 UP
第18回 『スタインウェイ・ストリート・ヒストリー』


カフェやレストラン紹介もそれはそれで楽しいのだけど、
時にはアストリアの歴史に触れる事で
街散策により楽しみが加わるのでは。という思いから
今回はアストリアを横断する1本のストリートにまつわる歴史を。

アストリアの東側に位置する大通り、スタインウェイ・ストリート。

楽器、特にピアノに詳しい方ならピンと来るだろうこの名前。
実は有名ピアノメーカー「スタインウェイ&サンズ」から由来するストリート。

元はマンハッタンのVarickストリートでキャビネット工房を営んでいた
ヘンリ−・エンゲルハード・スタインウェイが息子と一緒にピアノ製作を
始めた事がきっかけ。

その完璧なフォルムかつ、美しい音色を放つピアノに世界中から注文が殺到。
手狭になったマンハッタンの工房を離れ、アストリアに工場を構える事に。

しかしながら、裕福になったスタインウェイ・ファミリーが行なったのは
ピアノ製作のみならず、1870年当時、まだ未開の土地だったアストリアに
図書館、教会、学校、路面電車などを設立し、小さな街を築く事。

それから既に135年もの月日が経過してしまったので
スタインウェイ一家が建造した建物のほとんどが消失してしまったけど
その当時、ストリートの全てにスタインウェイ一家の名前を付けていたらしい…
という文献を辿ってその辺りをぐるぐる歩いてみると
表向きは数字表記のストリートでありながら
アパートに埋め込まれた石造りのプレートには
「WINTHROP/ALBERT」と、スタインウェイ家族の一員の名前が。

またがらっと近代的にその姿を変えている工場も
スタインウェイ・ストリートの最北に現存。
ホームページでは「ファクトリーツアー」と銘打って
ピアノの製作過程が写真付きで紹介されているので、興味がある方は是非。

  ■Steinway & Sons.
1 Steinway Place,
Long Island City, NY
718-721-2600
www.steinway.com



BACK NUMBER:
2006/01/01
外側と内側から見えるローカル
2005/12/15
2002年のピスタチオ
2005/12/01
アストリアで"ちょっと特別"を楽しむなら
2005/11/15
きっかけを与える人・与えられる人
2005/11/01
どういたしまして、をギリシア語で。
2005/10/15
アストリアの繊細フレンチ・ペストリー
2005/09/15
おもてなしアフガニスタン・キュイジーヌ
2005/09/01
シェフでありアーティスト 〜at Mombar〜
2005/08/15
アストリア・ヘルゲートストーリー
2005/08/01
夏はアウトドアシートでワインとチーズ
2005/07/01
新しいもの、消えてゆくもの
2005/06/15
それはあまりにも現実的な。-ストリート・フェア in Astoria-
2005/06/01
2ドル50セントのB級グルメ
2005/05/15
ギリシア家庭料理ガイド・その1
2005/05/01
極上夜食はサンドイッチ・プレイスで
2005/04/15
ニューヨークで買うギリシア土産
2005/04/01
体重増加にご注意--TARAMA
2005/03/15
小春日和は野口イサム美術館
2005/03/01
男性だけの社交場 水たばこカフェ
2005/02/15
フレッシュタルトとステッカーの早起きマジック
2005/02/01
スタインウェイ・ストリート・ヒストリー
2005/01/15
2つの顔を持つカフェ・バー
2005/01/01
アストリアのホリデー・シーズン
バックナンバー一覧
 
*ご意見・ご感想、なゆきさんへのお便りは、 こちらのコンタクトフォームからお送りください。
HOME NY STORY アストリアノートブック by なゆきみきこ
Copyright © 2005 Heliopolis Systems Inc. All rights reserved.