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ムスリム(イスラム教徒)の友人がいたりする人はもしかしたら
小耳に挟んでいるかもしれないけれど、
今年は10月15日からの1ヶ月間(*1)がラマダン=断食月という事で
アストリアのアラビック・コミュニティもどこかそわそわと落ち着かない雰囲気。
ニューヨークに暮らす人に「アストリア」の一言を出すと
大概、ギリシア人コミュニティというイメージが先行するのだけど
アストリア・ブルバードと28アベニューの間、
スタインウェイ・ストリートの辺りは
水タバコを置くエジプシャン・カフェにモロッカン・レストラン、
アラビック雑貨店などがひしめく、完全なるアラビック・コミュニティ。
ストリート1本外すだけで違った表情を味わえるのが
ニューヨークの醍醐味、とはよく言われるけど
アストリアのスタインウェイ・ストリート上、約2kmを歩くだけで
世界を半周した気分になれるので、時間がある方は是非。
さて。ラマダン=断食と言っても、1ヶ月間一切の飲食を禁止されているわけではなくて、
日の出から日の入りまで。つまり日中の飲食を仲間と共に我慢する事によって
一体感を強めようという行事(*2)なので、陽が沈めばもちろん飲食は可能。
そして日没後に当然と言って良い程好まれるのが栄養価の高い食べ物。
高カロリーを簡単に摂取するには…と考えると
お菓子の存在は大きい、という事で
このラマダン期間。ムスリムの人々はこぞってお菓子を食べる機会が増えると同時に
アラビック・スイーツのお店も大繁盛。
ピスタチオやクルミなどのたっぷりのナッツをパイ生地で挟み、
それらにシロップをこれまたたっぷり含ませたものが
代表的なアラビック・スイーツの形なのだけど
和菓子を少しモダンにした、私たち日本人にもとても馴染みやすい味。
しかしながら。この説明からもわかるように、高カロリーなお菓子なので
おいしいおいしい。と、うっかりむしゃむしゃやっていると
翌日には体重がぼーんと跳ね上がったり、という事が無きにしもあらず。ご注意。
ちなみにアストリア、ラジザのバクラヴァ(*3)は、
ニューヨークで数あるバクラヴァを食べてきたという
自称「バクラヴァ通」の友人が絶賛。
ニューヨークで1番上品な味。美味!とのお墨付き。
■Laziza
25-78 Steinway Street.
Astoria, NY 11103
tel:718-777-7676

*1:ラマダンは月の動きを元にした太陰暦という暦に従って
行なわれるので、毎年日にちが少しずつずれる
*2:自分を律する強い精神を育てる、また貧しい人々の気持ちを思いやる心を
培うなど、この行事には様々な意味合いがある
*3:荒く砕いたピスタチオをパイ生地で挟み、シロップをしみこませたお菓子
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