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2004/09/15 UP
第10回 『アストリアの夏は、野外ビアガーデンで締めくくる』 |
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チェコスロバキアからの移民によって建築され、1910年にオープン。
その後1920年から1933年まで続いたアメリカの禁酒法時代を
唯一生き抜いたビア・ガーデン、ボヘミアン・ホール&ビアガーデン。
このビア・ガーデンがオープンした当時、ニューヨークには800以上にもおよぶ
ビア・ガーデン(そのうちアストリアは3つ)が存在していたものの、
禁酒法の影響で全てが閉鎖に追い込まれてしまい、
ニューヨークのビアガーデン全盛時代にオープンした中でたった1つ残った
まさに正統派とも言えるビア・ガーデン。
現在は、厳しい禁煙条例*1が施行されているニューヨークで
タバコを吸いつつアルコールを楽しめる場所として
日常、肩身の狭い思いをしている喫煙者が軽やかな足取りで訪れる人気スポット。
イタリアンをメインとしたレストランも併設されているのだけど、
夏の間はジョッキを片手に屋外でBBQを楽しむのがオツ。
(手の平ほどある巨大きのこを使ったポートベローサンドは
熱々のジューシーなうちに頬張るのが正解。)
それにしても。
随分と改装を重ねているので、一見100年の歴史がある建物には見えないのだけど
化粧室に続く辺りにその面影が残っているので、
ここを訪れた際にその歴史を忍びたい方は是非。
また禁酒法や禁煙条例など、あらゆる規制の反動によってニューカルチャーや
新しいホットスポットを生み出し、歴史を作り出してきたのがここニューヨークなのだけど
これから先、このビア・ガーデンがどんな歴史の荒波に揉まれ生き残ってゆくのか?
を思うと、こぶしにちょこっと力が入ります。
■Bohemian Hall & Beer Garden
29-19 24th Ave.
http://www.bohemianhall.com/
*アストリア・ブルバード駅、またはディトマス駅を下車。
24th Ave.に向かって5分程歩く。
*1:2003年の3月末からニューヨークで施行されている禁煙条例。
シガーバーや、喫煙を許可されたごく一部のレストランを除く
公共の場での喫煙を禁止する条例。 |
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