地下鉄Rラインのスタインウェイ駅を降りると、時に洋服がごちゃごちゃと
うずたかく積まれている場所が。
そんなちょっと小汚い場面に出くわしてしまったら、ひょっとしてこの辺りは
治安があまりよくないのでは?と不安になりかねないけど、ご安心を。
実はサルベーション・アーミー(*1)のスリフト・ショップ(*2)。
近隣に住む人々が、シャッターの閉まった店先にそれぞれの不要品を「寄付」
という形で置いてゆくので、特に週末の早朝は洋服のみならず不要品の山、山。
慈善事業に対する関心が高い、と言うより日常とそれらの行為間に垣根がない
ので、とにかく不要品が出たら安値で譲ってしまう、または欲しい人にあげて
しまうというお気軽な風潮から、人々から回収した不要品を売買。売り上げ金
を慈善事業の資金にあてる、といったシステムがアメリカには多々存在。
そしてアストリアのサルベーション・アーミー・スリフト・ショップは、ニュ
ーヨーク内でもかなり大規模なうちの1つに入るんだとか。
1ブロックを占める広々とした敷地内に、衣類、家電、食器に家具類などなど。
日常生活に必要なものは全て揃うといった勢い。
価格もTシャツ、スカートは5ドルから。レザージャケットに至っては40ドル
から、ととても良心的。自分に合うサイズさえ見つけられればお得感は必至。
ニューヨーク観光で蚤の市に出掛けたい、といった要望をよく耳にするけど、
50's風のグラス。アンティーク風のシャンデリア。肖像詳細不明の白黒写真。
そういった分野が好きな方にとってはきっと胸躍る場所。
■Salvation Army (Thrift Shop)
34-02 Steinway Street.
(on 34th Ave.)
tel:718-472-2414
|
 |
*1:救世軍=プロテスタントの国際的な軍隊式福音伝道団体。
貧者の救済などの社会事業を主に行なう。
*2:格安中古店。アメリカでは100年以上前のものをアンティーク。
100年以前のものをセカンド、またはユーズドとして区別。 |